関係性マーケティングとは、カスタマーリレーションシップマネジメントを基本とした、小規模企業でも無理なく実践できるマーケティングです。
カスタマーリレーションシップマネジメント(CRM)は複雑なシステムを構築しないと実現できません。
つまり、大企業のような莫大な資本力がないと現実的には無理でした。
その大企業でも、CRMを導入し始めた頃は、ほとんど失敗しています。
それだけ、様々な要素が複雑に入り組んだ仕組みでないと、効果が出ません。
現在では、ネット上のショッピンカートのASPにより、簡易的なCRMを提供していますが、本来のCRMとして機能しているとは思えません。
つまり、販売の現場、その後方支援など含め全てを把握し仕組み化しないと、効果が出ないのです。
しかも、会社ごとに、その内容は違います。
それを可能としているのが関係性マーケティングなのです。
データベースを会社ごとに構築し、それに顧客データや顧客との取引ややり取りを蓄積していきます。
そして、そのデータからその顧客の求めている情報を顧客ごとに提供していく。
それが、顧客からの信頼性を高めていきます。
結果的にリピートが増えていく・・・
このような仕組み作りをするのです。
さらに現状では顧客情報や顧客へどのような情報をいつのタイミングで提供するのか?などの情報が会社内で簡単に共有できます。
たとえば、クラウド上にデータベースを上げて、
iPadで各担当が情報を把握する・・・
なんてことが意外に簡単にできます。
私は、これまでクラウドにデータを置くことに反対しておりました。
しかし、物理的なバックアップを定期的に、かつ自動的に取れるような仕組みがあれば問題ありません。
今はそれが可能なのです。
これを読まれている方も、このような仕組み作りにトライされるのはいかがでしょうか?
ビジネスのステージが変わりますよ。
