【もったいないことをしていませんか?】

投稿者: | 2025年10月16日

以前により、何度も申し上げている通り、

最強のマーケティングは「ワンツーワン・マーケティング」

と思っています。

「ワンツーワン」とは文字通り「1対1」のことです。

つまり、顧客全てを顧客として扱うのではなく、

一人一人の顧客それぞれ、その顧客に合わせた違う対応をすることです。

つまり、顧客は個客ですね。

顧客それぞれの状況やニーズなどに合わせて提案したり、

アナウンスするわけですから、顧客からも信頼されてリピートにつながります。

抱えている顧客数が少ない場合は、ワンツーワンは可能ですが、多くの顧客を抱えている場合は、

実際問題としては不可能です。

なので、全顧客に対して同じ内容のDMを送り、

同じ内容のメルマガを送ることになります。

もちろん、何もしないよりはマシです。

(売り込み中心ではない場合ですが)

しかし、それでは顧客の気持ちを掴むことができません。

それでは、数百人、数千人の顧客がいる場合はどうすれば良いでしょうか?

現実的に可能にするには、似通った顧客をグループ化することです。

これを統計学ではクラスター分析と言いいます。

例えば、同じぐらいの家族構成、同じ趣味を持っているなどです。

しかしながら、そのようなプライベート情報は入手するのが難しいです。

ある会社は、家族構成や年収などの情報を収集するように、営業マンに命じました。

もちろん、そのようなプライバシー情報は入手できません。

では、どのような情報で顧客をグループ化するのでしょうか?

入手しやすい情報は、どんな商品をいつ買ったのか?

という情報です。

そして、2度目は何をいつ買ったのか?

3度目は何をいつ買ったのか?

などのリピート情報も蓄積していきます。

それによって、ロイヤルカスタマーやリピーターなどの顧客グループを分けることができます。

しかしながら、多くの会社では、誰がいつ何を買ったのか?

という情報は持っているにも関わらず、その情報を使うことなく、

必死で新規顧客だけを追い求めているのです。

実にもったいないと思います。

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マクドナルド

コンサル先に訪問の前に、マクドナルドで昼食をいただきました。

以前はビッグマックのセットを食していたのですが、最近は歳のせいか、ビッグマックでは量が多く感じるので、最近はエグチ(エッグチーズバーガー)を注文することが多いです。