私がコンサルしている通販会社は、継続的にフリーペーパーを中心に広告を出しています。
しかし、徐々に広告から反応が下がってきました。
現状のフリーペーパーで他社の広告を見てみると、どれも同じような広告になっています。
また、私がコンサルしている会社の広告のキャッチコピーを真似している他社広告もあります。
広告代理店の方に聞いてみると、反応が良さそうな広告はすぐに真似されるとのこと。
だから、どうしても徐々に反応が下がってくるのです。
やはり、それは避けられないですね。
ネットの広告を見ても、明らかに真似ている広告があります。
私も自身で教材をネット販売したことがあります。
しばらくしたら、全く同じ内容の他社広告が出てきました。
文章の組み立て、文言も全く同じでした。
ネット広告に関しては、大企業に勝つのは難しいです。
大企業は莫大な予算をかけて、広告して顧客をがっさりと持っていかれます。
これらの広告の状況は、今後はもっと顕著になってくるでしょう。
では、どうすれば中小企業はいいのでしょうか?
私の考えはこうです。
独自性のある内容の広告にすることですね。
もちろん、すぐに真似されますが、でも、ある時期まではそれで集客できるでしょう。
そして、さらに重要なことは、いつも言っていることですが、まずは既存顧客に目を向けることです。
多くの会社は、売ったら売りっぱなしです。
その方が楽だからです。
私にコンサルを依頼してきた、ある会社の顧客情報を分析しました。
結果は、90%がリピーターにならず、離脱した顧客でした。
つまり、ほとんどが一度だけ買って、もう買ってくない顧客です。
これらの顧客にきっちり顧客フォローをしていたら・・・
どうなっているでしょうか?
もちろん、すべての顧客がリピーターになることはありません。
しかし、90%の新規顧客がリピーターにならないとは、ならないはずです。
それだけはありません、
リピーターになったお客様にさらに顧客フォローすれば、そのうち、数人はやがてロイヤルカスタマーになるでしょう。
そうなれば、利益はかなり増えます。
なぜなら、ロイヤルカスタマーにかかる費用はほとんどないため、利益率はすごく大きいからです。
なので、顧客フォローは厚くすることは、これからの時代は必須です。
