企業にとって必須なこと

投稿者: | 2022年9月1日

私がコンサルしている通販会社は、継続的にフリーペーパーを中心に広告を出しています。

しかし、徐々に広告から反応が下がってきました。

現状のフリーペーパーで他社の広告を見てみると、どれも同じような広告になっています。

また、私がコンサルしている会社の広告のキャッチコピーを真似している他社広告もあります。

広告代理店の方に聞いてみると、反応が良さそうな広告はすぐに真似されるとのこと。

だから、どうしても徐々に反応が下がってくるのです。

やはり、それは避けられないですね。

ネットの広告を見ても、明らかに真似ている広告があります。

私も自身で教材をネット販売したことがあります。

しばらくしたら、全く同じ内容の他社広告が出てきました。

文章の組み立て、文言も全く同じでした。

ネット広告に関しては、大企業に勝つのは難しいです。

大企業は莫大な予算をかけて、広告して顧客をがっさりと持っていかれます。

これらの広告の状況は、今後はもっと顕著になってくるでしょう。

では、どうすれば中小企業はいいのでしょうか?

私の考えはこうです。

独自性のある内容の広告にすることですね。

もちろん、すぐに真似されますが、でも、ある時期まではそれで集客できるでしょう。

そして、さらに重要なことは、いつも言っていることですが、まずは既存顧客に目を向けることです。

多くの会社は、売ったら売りっぱなしです。

その方が楽だからです。

私にコンサルを依頼してきた、ある会社の顧客情報を分析しました。

結果は、90%がリピーターにならず、離脱した顧客でした。

つまり、ほとんどが一度だけ買って、もう買ってくない顧客です。

これらの顧客にきっちり顧客フォローをしていたら・・・

どうなっているでしょうか?

もちろん、すべての顧客がリピーターになることはありません。

しかし、90%の新規顧客がリピーターにならないとは、ならないはずです。

それだけはありません、

リピーターになったお客様にさらに顧客フォローすれば、そのうち、数人はやがてロイヤルカスタマーになるでしょう。

そうなれば、利益はかなり増えます。

なぜなら、ロイヤルカスタマーにかかる費用はほとんどないため、利益率はすごく大きいからです。

なので、顧客フォローは厚くすることは、これからの時代は必須です。

カニ