顧客との関係性を深め。築くためには、その顧客に応じたフォローをすることが必須です。
全ての顧客別にフォローの内容を変えるのが理想です。
それが、すなわち「ワン・ツー・ワン」です。
しかしながら、それを実現するのは、かなり難しい。
顧客数が数十人ならできなくはないでしょうが、数百、数千となると、それなりのシステムがなければほぼ不可能です。
そこで、ある条件で顧客をグループ化して、そのグループ毎にフォロー内容を構築するという方法が現実的です。
そこで、見込み客、新規顧客、リピーター、ロイヤルカスタマーなどの分類でグループ化します。
(私の場合はもう少し詳細な分類をします)
それを顧客ランクと呼んでいます。
その顧客ランク別に、フォロー内容を考え、計画的にフォローしていきます。
ところが、最初から顧客ランク別にフォローを考え、作っていくのは、かなりの時間がかかります。
そこで、優先順位を設けて、どの顧客ランクの方から優先的にフォローをすべきところから、フォローを考えていきます。
では、どこから始めればいいのでしょうか?
それは、新規顧客が最初で次にロイヤルカスタマーです。
どうして、最初に新規顧客なのか?
理由は「時間」にあります。
ある一定の時間(日にち)を経過してしまうと、新規顧客はリピートする確率ががぐんと下がります。
なので、その期間が過ぎないうちに、早くフォローをしないといけないのです。
2番目のロイヤルカスタマーは、80対20の法則になるように、多くの利益はロイヤルカスタマーがもたらします。
なので、利益を早く増やしたければ、早くロイヤルカスタマーのフォローをしないといけないのです。
