顧客との関係性を深めること。
その目的はリピートを増やし、顧客生涯価値を高めることです。
そのためには、顧客と信頼関係を築き、親しみを感じていただく必要があります。
そのために、顧客との接触頻度を増やす。
接触頻度を増やすには、顧客フォローを計画的に行なうことです。
ということを、口酸っぱくクライアント様にはお話しています。
ところが、通常の会社は「売ること」だけに神経を集中させてしまうので、顧客フォローは二の次です。
「売る」ことができれば、即売り上げが立ち、利益を得られます。
だから、今すぐ売りたい。
そうなると、「顧客は財布」に見えてくる。
お金さえ払ってもらえれば、後はどうでも良い。
だから、必死で売り込みするのです。
ということになります。
しかし、顧客に立場に立つと、これほど不愉快なことはありません。
お客様は結構、敏感に感じます。
ところで、そうは言っても、フォローすることは簡単ではありません。
かなり、面倒な作業で時間もかかり、多少のお金もかかります。
また、1回や2回フォローしたからと言っても、劇的に売上げに繋がりません。
でも、これについてもお客様は敏感に感じています。
あなたをテストしているのです。
「本当に信頼していいのか?』ということを慎重にテストしています。
なので、根気よく続けてフォローしていくことにより、やがて信頼関係が築けるのです。
そうなると、どんどんリピートされます。
目の前の利益に飛びつくか、今は厳しくても、長く続く利益を得るか?
それは、あなた次第です。

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