これまで、「既存顧客をフォローしてリピートを促進しましょう」を優先順位の1番として、アドバイスしていました。
なぜなら、既存顧客がリピートするための、時間や費用が新規顧客を獲得するより少なくすむからです。
だから、売上を上げるためには、1番の優先順位なのです。
しかし、そのようなアドバイスをしても経営者の心には響きません。
顧客が全くいない場合は当然ですが、長くビジネスをされていて既存顧客を多く抱えている会社でも同様の反応です。
おそらく、「理論的にはわかるが、感情的に反発を感じる」のだと思います。
いつも言っていますが、売上を上げるのは、「顧客数」「リピート数」「客単価」の3つで決まります。
一般的にこの中で最も重要視されているのが、「顧客数」です。
後の2つはさほど重要視されていません。
もちろん、顧客数が母数になって、リピート数が変わってきます。
100人既存顧客いる場合と、1000人いる場合では、リピートしても10倍の差があります。
しかし、その理論より、単純に「もっと顧客を、もっと顧客を」ということなのでしょう。
私もコンサルタントとして、まずは経営者の悩みを軽減しないといけません。
なので、理論的には既存顧客をリピート促進する方が早道なのですが、まずは新規顧客獲得を優先的に行うことにします。
それには、まず見込み客を集めないといけません。
それでは、どのようにして関係性マーケティングでどのように見込み客を集めていくのか?について次回お話ししたいと思います。