継続購入を前提とする

投稿者: | 2017年4月20日

単発的な商品だけを売っているより、
継続的な商品構成も入れましょう。とアドバイスしています。

継続購入を前提にしている商品です。
例えば、新聞などはその際たる例ですね。

また、月会費を取っているサービスもそうです。

以前、私も会員制のコンサルをしていました。

これらのサービスは、会費を毎月いただいて、継続的なサポートやサービスを行います。

一方、継続を前提としていない商品やサービスはたくさんあります。

1回購入すれば、それで終わりという商品です。

なので、リピートを前提にしていないので、そのような商品のみを販売している会社の特徴は、1回買っただけで、その後はリピートしない顧客がほとんどです。

このような1回だけしか買わなかった顧客を「新規離脱顧客」と呼んでいます。

新規顧客の段階で離脱してしまった顧客のことです。

私はコンサルティングを依頼されて始める前に、その会社の顧客データを分析します。

そうすると、前述したような会社では、だいたい85~90%が新規離脱顧客です。

ほぼリピーターがいないのです。

一方、継続購入が前提の商品やサービスの場合は、リピートすることが前提なので、ほとんどがリピーターです。

しかし、ここで問題があります。
リピートする期間がどれくらいか?ということです。

うまくいっていない会社は、期間が極端に短い顧客が多いです。

例えば、会員登録しても2ヶ月目には脱退してしまうような顧客が多いのです。

例えば、1月に契約した顧客が2月には30%に減り、3月にはその30%うち(30%を100%した場合)5%になり、4月には0になる。

そうなると、70%が新規離脱顧客となります。

1回きりの商品よりはマシですが、継続購入を前提としているのに、この数値は厳しいです。

なので、脱退しないような工夫が必要です。
関係性マーケティングは、いつの段階でどのような顧客フォローをするのかを緻密に計画します。

そして、その計画通りにフォローを続けるのです。
その後、そのフォローが効果があったのか?なかったのか?を検証し、なければ、そのフォローを見直し、修正します。

そうして、離脱顧客を限りなく少なくするようなシステムにするのです