顧客管理と聞くと、どのような印象があるでしょうか?
「お客様を管理するなんて、失礼極まりない。」
「面倒な上に、それをすることで売り上げが上がると思えない。」
「後ろ向きな作業に思える。」
このように思っている方も多いです。
私が関係性マーケティングの話をすると、
「要するに顧客管理のことですね。顧客管理で利益増えないでしょう。」
という人もいます。
どのように思っても、その方の自由なので、別にいいですが、
このように思っている方がいたら、危険信号が点灯しています。
「いい商品があれば買ってくれる。」
「商品が良ければ、何度でも勝手にリピートする。」
今時、このように思っている人も少ないでしょうが、
実際に相談される方の中には、このように思っている人がいました。
「一度、使ってくれさえすれば、必ずリピートとする。」
その方の悩みは、そもそも顧客が少ないから、リピートも少ない。
そして、売り上げが少ないので苦しい。
データを見ていないので、なんとも言えないですが、
本当に1度、買ってくれた方がほぼリピートしているか疑問です。
買っていただいても、その後は、何もしていないからです。
それほど、良い商品であれば、口コミも増えるはずです。
おそらく、それもほとんどないはずです。
まずは、顧客データベースで購入者を登録して、
購入者(顧客)に対して何らかのフォローをすべきです。
たとえ良い商品であっても、すぐに記憶からなくなります。
何度も言っていますが、お客様はあなたの商品のことばかりを思って毎日を過ごしていません。
仕事のこと、家庭のこと、お金のこと・・・などなど
毎日、さまざまな問題を抱えているのです。
「良い商品だから」という盲信に似た言い訳はあなたの思い過ごしです。
その商品が良いなら、見込客、既存顧客にその良さをもっと伝える必要があります。
そうして、ようやく顧客になり、リピーターになるのです。