最初のハードルは下げる

投稿者: | 2020年1月16日

先日、ご相談いただいた例をお話しします。

この方は、8万円ほどのサービスを販売したいとのことで、ランディングページをどのように作ればいいのか?というご相談でした。

一応、そのランディングページを作成されていましたが、私はこのようにアドバイスしました。

「これでは、売れないですね。」

その方は「えっ、どうして?」という表情をしておりました。

うまいコピーなので、宣伝すれば売れるはずだと思っているようです。

これは、初めて商売を始める方に多い間違いですね。

つまり、「いきなり売らない」ということです。

まずは、見込み客を集めるということは、口酸っぱく言っています。

全く知らない赤の他人に、8万円の商品を1ページの内容で売るのはかなり難しいのです。

絶対無理とは言いませんが、限りなく売れる可能性は低いです。

例えば、周知認識されている商品で、誰もが8万円以上の価値が、あると思える商品とか、どこにも類似のものがない商品とか、超マニアックな商品であれば売れるでしょう。

しかし、そのような商品はほとんどありません。

だから、8万円の商品を売るために、その商品に興味のある人を集めることから始めます。

例えば、無料で何かのサービス、商品や情報を提供するとか、申し込みのハードルをできるだけ下げるようにします。

そうすると、興味のある方は「無料だから」「リスクがないから」という理由で申し込みされます。

そこで、データを集めることができます。

そのあとに、8万円の商品を販売するための情報提供を継続的に行うのです。

途中で「もうメールやDMを送ってこないで」と離脱する方がどんどん増えます。

しかし、これにより、そのリストがどんどん濃くなっていくのです。

そして、その濃いリストから、数人の方が顧客になってくれます。

このような仕組みを作らないと商品は売れません。