私は若かりし頃、広告会社で働いていました。
午前中はテレアポ、午後はアポを取れたところへ訪問販売します。
アポが取れなかった場合は、飛び込み営業します。
午前中の3時間ぐらい電話をかけたところで、アポは1件取れるか取れないか、というぐらいですから、必然的に午後は飛び込み営業です。
私は人見知りするタイプなので、テレアポや飛び込み営業が苦痛で仕方なかったです。
売れると嬉しくて、モチベーションも上がるでしょうが、ほぼ、断られます。
100件も200件と断られ続けると、自分の人間性も否定されたような気になり、とても辛い気持ちになります。
このように、その商品に興味あるか、必要なのかもわからない先に売り込みをかける。
これで、売れるほうが珍しいですね。
このような非効率な営業を今でもしている会社もあります。
時間と経費の無駄以外の何物でもありません。
まずは見込み客を集めることからしないといけないのです。
例えば、ネット広告、チラシ、フリペーパーなどで、無料や低価格の商品やサービスの提供をします。
この無料や低価格の商品は価格の割に、無料の割に、値打ちがあるように思える商品でないといけません。
そして、集めた見込み客に本来、売りたい商品を販売するのです。
しかし、これは、タイミングやどのような方法でアナウンスするのかをしっかり検討した上で行わなければいけません。
そのためには、その計画を確実に遅滞することなく実行しないといけません。
アナウンスする内容はともかく、タイミングが最も重要だからです。
タイミングを逃すと、途端に売るのが難しくなります。
だから、それをシステム化して集客の仕組みを作る必要があります。
それが、関係性マーケティングです。
