関係性マーケティングは、顧客フォローが必須です。
では、どのようにして、顧客と接触するといいのでしょうか?
顧客と接触するには、次の方法があります。
・会う
・電話で話す
・手紙を送る
・Eメールを送る(メルマガ、ステップメールも含む)
・SNSを使う
「会う」場合は、店舗などにきていただく場合と、こちらから訪問する
場合があります。
来店いただく場合は、顧客任せになるので、こちらから積極的に
フォローすることができません。
また、フォロー計画を立てることもできません。
なので、関係性マーケティングの場合は、「会う」はこちらから
訪問になります。
「会う」と「手紙」を送るには、相手の住所が必要です。
(どこかで待ち合わせて会うこともありますが、それでも連絡先は必要ですね)
「電話で話す」には電話番号が必要で、Eメールを送るにはメールアドレスが
必要です。
SNSも名前とか、メールアドレス、電話番号などそれぞれシステムによって必要になりますね。
例えば、電話で接触するということだけを考えれば、電話番号と名前だけ分かればOKです。
しかし、電話して繋がらなかったら?
家庭の電話だと、昼間はいない場合が多いと思います。
夜は夜であまりに遅い時間だと迷惑です。
ということは、電話番号だけ分かっていても不十分です。
住所やメールアドレスなど他の方法で接触できるように情報は得ておく必要があります。
また、複数の接触する方法を、フォローの内容によって使い分けることも重要です。
例えば、見込み客、新規顧客の段階で、電話をすると、「面倒」「うざい」と思われかねません。
顧客は業者からの電話は「売り込みである」と刷り込まれています。
いままで、散々、他社が電話セールスしてきたからです。
なので、まだ関係性が希薄な状況で電話をすると、フォローなのに、内容を聞く前に「売り込み」と勘違いされてしまいます。
そのように、こちらに対してネガティブな感情を一旦もたれると、それを払拭するのは、並大抵ではありません。
なので、関係性が出来ていない状況では、ソフトな接触がいいのです。
手紙やEメールなどですね。
「でも、捨てられるのでは?」と思われる方も多いです。
当然ながら、捨てられない工夫、開けてもらう工夫はしないといけません。
でも、もっと言うと、捨てられてもいいのです。
何か送ってきた・・・という事実があれば。
会社名を見て、思い出してくれるかも分からないからです。
フォローは1回だけではなく、複数回しますので、何度も送ります。
また、手紙だけでなく、メールも複数回送ります。
「このような手紙を送りましたが、見ていただきましたでしょうか?」
という内容のメールです。
このように、顧客との関係性の状況や、フォロー内容に合わせて複数の接触方法と、複数のフォローをしていくのです。

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