営業マンのいる会社の場合

投稿者: | 2019年7月26日

関係性マーケティングは顧客フォローを絶えず行うことが必須です。

私は様々な会社で関係性マーケティングをコンサルティングしています。

そこで、問題になるのが、営業マンがいる会社です。

顧客と接触するのが営業マンですから、顧客フォローも営業マンがするのが、最も理にかなっています。

なので、顧客との関係構築のために顧客フォローが、いかに重要なことかを、以前に営業マンの方を集めて、説明をします。

そして、どのタイミングでどのような顧客フォローをするのかを説明します。

そのように準備した後に、実際の行動をしていただきます。

その後は営業日報を拝見し、顧客フォローの進行状況を確認します。

そこで、問題があるようであれば、その部分を指摘します。

時には営業マンに直接、指導することもあります。

そのように、進めていくのです。

しかし、多くの場合、送られてきた営業日報を見ると、顧客フォローをしていない場合が多いです。

そこで当然、その点を指摘します。

そうすると、「忙しくてできなかった。」などの言い訳を言われます。

「では、時間のある時に進めてください。」などと言います。

その後は・・・

結局、状況変わらずに時間だけが過ぎていきます。

これでは何も変わるはずがないですね。

中には、きっちりとフォローができる営業マンもいます。

でも、それは少数です。

これも、80対20の法則の通りになっています。

また、262の法則というのもあります。

優秀な営業マンが2割で、普通が6割、できない営業マンが2割という法則です。

なので、顧客フォローのように、顧客に合わせたフォローを遅滞なく行うという業務をする場合、262の法則によるとフォローにバラツキが出てしまいます。

その結果、せっかく施策を実行しても、効果が限られてきます。

これでは、改善しませんので、このような場合は次の施策を指導します。

つまり、営業マンを介さずに、顧客フォローをするのです。

それは、営業マンがいない通販と同じ手法ですね。

結局はその方法でうまくいく場合がほとんどです。

最近は、営業マンを介さない方法からスタートする場合がほとんどです。

その方が時間が節約できるからです。