小さい会社でも成功する方法

投稿者: | 2020年2月20日

私は関係性マーケティングを専門としてコンサルティングをしています。

関係性マーケティングはデータベースマーケティングとCRMなどのデータを核とした中小企業で有効性のあるマーケティングです。

私は25年以上、マーケティングの仕事をしております。

様々な会社に関わって来ました。

当然、その会社に蓄積されているデータを見て来ました。

年商数千億円という大企業から、1人で経営している個人事業まで数百軒に及ぶ会社のデータを見て来ました。

それで改めて言えることは、会社に眠る資産であるデータをほとんど活用していないということです。

大企業は、そこそこ活用はしていますが、中小企業、個人事業に関しては全くと言っていいほど、活用していません。

その結果、「営業や広告をいくらしても顧客が増えない。成果が出ない」

という悩みを抱えています。

営業マンがいない通販会社に関しては、広告から見込み客を集客して、理解されています。

(ですが、データをマーケティングに有効活用については十分ではないです)

ところが、営業マンがいる会社では、ほとんど営業マン任せの集客でデータの重要性に気づいていないか、気づいていてもどうしていいのかわからない・・と言った状況です。

なので、本当にお金を生む資産であるデータの活用ができていないのです。

アマゾンのジェフ・ベゾスが絶賛しているという「データ・ドリブン・マーケティング」という本には次のような趣旨が書かれています。

「企業が成功する鍵はデータ解析に基づくマーケティングである」と。

これは、大企業だから、ITシステムにお金がかけられるのでデータを蓄積しそれを活用できるのだろう・・・・と通常は思ってしまいます。

ところが、私のコンサルティングしている会社では、社長が一人だけしかいないし、注文されたデータをデータベースとして蓄積し、毎日、それを淡々と活用していて、なんと12倍まで売上が増えたのです。

最初は切手代すら払えないという状況だったにも関わらず。

この例のように、どんなにお金がなく、小さい会社でもデータを正しく活用することで必ず会社は発展します。