私は関係性マーケティングを専門としてコンサルティングをしています。
関係性マーケティングはデータベースマーケティングとCRMなどのデータを核とした中小企業で有効性のあるマーケティングです。
私は25年以上、マーケティングの仕事をしております。
様々な会社に関わって来ました。
当然、その会社に蓄積されているデータを見て来ました。
年商数千億円という大企業から、1人で経営している個人事業まで数百軒に及ぶ会社のデータを見て来ました。
それで改めて言えることは、会社に眠る資産であるデータをほとんど活用していないということです。
大企業は、そこそこ活用はしていますが、中小企業、個人事業に関しては全くと言っていいほど、活用していません。
その結果、「営業や広告をいくらしても顧客が増えない。成果が出ない」
という悩みを抱えています。
営業マンがいない通販会社に関しては、広告から見込み客を集客して、理解されています。
(ですが、データをマーケティングに有効活用については十分ではないです)
ところが、営業マンがいる会社では、ほとんど営業マン任せの集客でデータの重要性に気づいていないか、気づいていてもどうしていいのかわからない・・と言った状況です。
なので、本当にお金を生む資産であるデータの活用ができていないのです。
アマゾンのジェフ・ベゾスが絶賛しているという「データ・ドリブン・マーケティング」という本には次のような趣旨が書かれています。
「企業が成功する鍵はデータ解析に基づくマーケティングである」と。
これは、大企業だから、ITシステムにお金がかけられるのでデータを蓄積しそれを活用できるのだろう・・・・と通常は思ってしまいます。
ところが、私のコンサルティングしている会社では、社長が一人だけしかいないし、注文されたデータをデータベースとして蓄積し、毎日、それを淡々と活用していて、なんと12倍まで売上が増えたのです。
最初は切手代すら払えないという状況だったにも関わらず。
この例のように、どんなにお金がなく、小さい会社でもデータを正しく活用することで必ず会社は発展します。
