顧客との関係性を築いて、リピートを増やす。
これが関係性マーケティングの最大の目的です。
通販会社の場合、営業マンと直接顔を合わせないので、メールやDMなどを使って顧客と接触し、関係性を構築しようとします。
しかし、メールやDMに関しては、どうしても関係性を築くという目的には弱い媒体です。
売っている人の顔、声、表情などがわからないからです。
では、どうしたらその問題を少しでも解決できるのでしょう?
・文章にできるだけ人間性を表現する
メールでしてはいけないことは「売り込み」です。
逆にしないといけないことは、パーソナルな情報を入れることです。
例えば、文章を書いている人の、基本情報です。
性別、年齢などです。
それと、趣味、最近にあった出来事。
それをなるべく、面白い内容にします。
「私のことなどに興味はないのでは?」
と言われる方もいます。
しかし、「この人はこんな人なんだなぁ」と想像できれば、ある程度の人物像が読者には理解できます。
そうすると、人間味のない事務的なメールが、人間性を感じられます。
会ったことはないけど、少しだけ身近な人物と感じることができるでしょう。
・YouTubeを活用する。
YouTubeに自分がしゃべっている動画をアップして
メールにそのリンクを貼っておく・・・
と言う手もあります。
私も自分のビジネスでこれを活用しています。
このように実際に顧客に会わなくても、関係性を構築できる方法はあります。
また、声だけの情報ではありますが、電話でも、メールやDMより関係性を構築するためには強いツールです。
ただし、電話の場合は、見込み客、新規顧客などの関係性が薄い顧客には使用してはいけません。
なぜなら、迷惑に感じるからです。
ロイヤルカスターは十分に関係性が構築できているので、電話での接触は良いツールと言えます。
実際に、大手通販会社もロイヤルカスタマーだけには定期的に電話での接触をしています。

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