ある方からこのような相談をいただきました。
「接触頻度を増やせと言っていますが、接触頻度を増やすことで、ほんとうに売上げが増えるのでしょうか?
接触頻度を増やすと、手間も費用もかかります。非効率ではありませんか?」
あなたなら、この問いにどのような解答をしますか?
それでは、私の解答です。
接触頻度を増やすことで、「親しみ」や「信頼性」が生まれることは、心理学的にも証明されています。
あまり知らない人から商品を買うのと、信頼している人から商品を買うのと、
同じ商品を買うなら、どちらから買いますか?ということです。
1回や2回、接触するだけで信頼性を勝ち取ることはできません。
ということは、接触する回数を増やさないといけません。
だから、「接触頻度を増やしましょう」と言っているのです。
また、接触頻度を増やした結果、実際に売上げが増えたのかどうかということは、検証しないといけません。
「接触」とはいってもその内容はさまざまでしょう。
だからこそ、結果の検証は必要なのです。
そのためには、データベースが必須です。
顧客基本情報と紐づいた、接触履歴を残すことが必須になります。
このお客様の、いつ、どのような内容で接触したか?
を顧客ごとにデータベースに蓄積していくのです。
ただ、この重要性に気づいている人は、ほとんどいません。
しかも、データを蓄積することは苦労を伴います。
なので、効率的なデータを蓄積できないような
データベースのシステムが必要になります。
======あとがき
ようやく梅雨らしくなってきました。
紫陽花の季節ですね。
私の家の庭の紫陽花も満開でした。