エビデンスの大切さ

投稿者: | 2018年9月14日

私は、どちらかと言うと慎重派です。
いや、慎重派というより、根拠のない予測はしないといった方が正確でしょう。

経営者の方の中で、楽観的に方も多いです。
プラス思考という意味では、それは良いことと思います。

悪いことが起こりもしないうちに、「こうなったら、どうしよう・・・」
とビクビクしているのは良くないです。

結局、足がすくんで、新しいことができない。
一歩を踏み出せない。
という状況で終わってしまいます。

そうすると、何も変わりません。

なので、プラス思考で「どんどんやってきましょう!」という方がうまくいくでしょう。

しかし、私はある意味、ネガティヴなので、「うまくいかない場合」を想定してマーケティングしています。

私がこれまで専門的に行っていたデータベースマーケティングは、過去の情報(エビデンス)に基づき、未来の予測をします。

エビデンスは、これから行う施作の根拠になる数値です。
ただし、過去がうまくいったからと行って、これからもいいとは限りません。

その他の様々な状況が、結果を変化させることは十分あり得ることです。

なので、エビデンスに基づく予測は、根拠があるので、ある程度の精度はありますが、絶対ではないのです。

なので、私は慎重なのです。

これまで多くの企業を見てきましたが、そもそも過去の情報の蓄積が、十分になされていないので、エビデンスを得ることができません。

まずは、データベースに情報を蓄積することから始めて、
根拠のあるマーケティング施作をしないといけません。
そのことで、成功率が上がるのです。