私は、どちらかと言うと慎重派です。
いや、慎重派というより、根拠のない予測はしないといった方が正確でしょう。
経営者の方の中で、楽観的に方も多いです。
プラス思考という意味では、それは良いことと思います。
悪いことが起こりもしないうちに、「こうなったら、どうしよう・・・」
とビクビクしているのは良くないです。
結局、足がすくんで、新しいことができない。
一歩を踏み出せない。
という状況で終わってしまいます。
そうすると、何も変わりません。
なので、プラス思考で「どんどんやってきましょう!」という方がうまくいくでしょう。
しかし、私はある意味、ネガティヴなので、「うまくいかない場合」を想定してマーケティングしています。
私がこれまで専門的に行っていたデータベースマーケティングは、過去の情報(エビデンス)に基づき、未来の予測をします。
エビデンスは、これから行う施作の根拠になる数値です。
ただし、過去がうまくいったからと行って、これからもいいとは限りません。
その他の様々な状況が、結果を変化させることは十分あり得ることです。
なので、エビデンスに基づく予測は、根拠があるので、ある程度の精度はありますが、絶対ではないのです。
なので、私は慎重なのです。
これまで多くの企業を見てきましたが、そもそも過去の情報の蓄積が、十分になされていないので、エビデンスを得ることができません。
まずは、データベースに情報を蓄積することから始めて、
根拠のあるマーケティング施作をしないといけません。
そのことで、成功率が上がるのです。