面倒な作業と向き合う

投稿者: | 2019年3月6日

関係性マーケティングは、顧客へのフォローをすることで、商品だけの繋がりだけではなく、信頼性という繋がりを深めることができます。

そのような繋がりができれば、新しい商品を開発しても、別の商品を持ってきても、売れるのです。

つまり、クロスセル、アップセルが容易になります。

そのような、クロスセル、アップセルが増えれば、自動的に顧客はロイヤルカスタマーになるのです。

では、信頼性という繋がりはどのように作っていくのか?

これは、何度も繰り返し言っているように、顧客フォローです。

コンサルティングでは、どのような顧客フォローを誰に対して、いつ行うのかを計画していきます。

そして、その顧客フォローを遅滞なく、また、抜けることなく、粛々と続けていきます。

これは、地味で面倒な作業です。

多くの経営者は、直接、売りにつながるかどうかわからない顧客フォローをしたがりません。

しかも、先ほども言ったように、面倒ですから、余計にしたくないのです。

同じ労力を使うなら、すぐに売りたい。

そう考えるのは自然な流れでしょう。

しかし、その考えが結局はリピーターを生まないのです。

残念なのは、コンサルティングをしていると、この面倒な作業がいかに重要かを説明しているにもかかわらず、

どうしても、顧客フォローをおろそかにしてしまう。

そのような方もいたことは事実です。

でも、根気よくコツコツと顧客フォローを続けている会社は例外なく、リピーターは増えています。

そうなると、顧客フォローが楽しくなります。

そして、どんどんロイヤルカスタマーが増えていくのです。

そして、利益も増えるのです。