AIで無くなる職業

投稿者: | 2023年5月18日

対話型AI「ChatGPT」が今、すごく話題になっています。

まだまだ発展の余地はありそうですが、今後、どうなるのか楽しみです。

また、数年前より、今後、AIの技術発展により、多くの職業はAIに取って代わるだろうと言われていいました。

本当にそうでしょうか?

私の意見では、ある程度は、そうなるだろうと思います。

でも、ビジネスにおいては、最終的に人対人の中で行われます。

例えば、先週の話題でもありました、車のセールスマンです。

ある夫婦は、車を買うなら「あのセールスマンから買いたい。」と思っています。

セールスを人工知能が行えば、どうなるでしょうか?

「あの人工知能から買いたい。」とはならないでしょう。

多くの職業がAIになってしまうと、その企業の強みが価格か商品の差別化のみになります。

同じ商品であれば、価格が安い方が売れることになり(今でもネット内ではそうなっていますが)そうなると、小さい企業は、価格競争に巻き込まれ、価格を下げざるを得ません。

よって、体力のない会社はいずれ倒産し、利益率が少なくても大丈夫な大企業だけが市場を独占します。

そうならないためにも、顧客フォローなどで他社との差別化をする必要があります。

ただし、最初の購買する際のインターフェイスがAIであれば、その企業が、どのような顧客対応をするのかがわかりません。

もちろん、AIは顧客フォローについてもきっちり説明するでしょう。

例えば、「弊社は購入後の対応も完璧です。」などです。

でも、それで顧客の心に響くでしょうか?

琴線に触れることができるでしょうか?

その部分は生きた人間しかできないと、私は思います。

その人の人となりというものが、セールスには大きく影響します。

セールスでは、対面でなく、文章によるセールスレターで顧客の心に響く文章で成約率を上げています。

それは、レターを書いている人がイメージできるからです。

どんな人が書いているのか?

が目に浮かぶのです。

逆にそうでないと、商品は売れないでしょう。

最終的にビジネスは人と人の間で行われる。

これが原理原則です。

だから、顧客フォローは、発信している人がイメージできるようできるだけ、人間味を出すことがポイントです。

Fender

No664