購入後の後悔

投稿者: | 2018年4月26日

関係性マーケティングは顧客とのつながりを重視します。

そこで必須なのが、顧客フォローです。
顧客フォローは、単に売り込みではなく、情報提供をすることです。

例えば、
「A商品の使い心地はいかがですか?何か困ったことがあれば、
いつでも、連絡ください。」
といった、フォローに徹した内容が有効です。

「それだと、リピートしないし、売り上げにならないのでは?」
という疑問もあるでしょう。

もちろん、フォローが主ですが、情報提供ですから、
「A商品を使った際に、これもあった方がもっと効果があります。」
などお役立ち情報のなかで、おすすめ商品のお知らせもします。

その商品の内容を詳細にお知らせすることにより、
お客様が購買するかどうかの判断をされるわけです。

なので、決して売り込みではありません。

購買判断の基準となるような情報提供をしているのです。

押し売りは、お客様は必要とは思っていないのに、
無理やり売り込むことです。

心理的に逃げ道をなくして、しょうがないので買うしかない
という状態です。

これは、欲しい、必要と自分自身が判断しているのではないので、
買った後も、後悔や嫌な気持ちが残ります。

自分自身が判断して納得の上、購入した場合でも、
バイヤーズリモースという、購入後の後悔という現象があります。

なので、購買判断できるだけの多くの情報提供をして、
バイヤーズリモースをなくす努力をしなければいけません。

それにより、信頼性が高まり、生涯価値が高まります。
売り込みは、その場では売り上げが上がっても、
将来的に考えると、絶対にしてはいけない方法です。

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出張帰りの羽田空港のラウンジです。
空き時間があり、ビールを飲んでまったりしています。