私がこれまでの経験上知った、ビジネスが上手くいっている人、ダメな人の違いをお話しします。
まず、私に相談される方は、例外なく売上を増やしたいという願いを持っています。
その理由は幾つかに分かれます。
・リピーターが少ない
・顧客が少ない
・そもそも顧客が全くいない
・DMをしても反応がない
・営業マンが辞めて顧客も奪っていく
・どのように売っていけばよいかわからない
そこで、何をすべき検討する中で、ひとまず顧客データベースが必要では?との認識を持った方が私のところに相談されます。
そこで、私のコンサルティングが始まるのです。
私は現状の内容を一通りヒアリングしてから、何から優先的にしていくのか?の順番をお話しします。
「最終的には、このような形になっていきます。これが顧客獲得からロイヤルカスタマーへの顧客育成のシステムフローの全体像です。」
という流れを示し、最初はこれをして、次にこれをします。
と順番をもう一度、確認します。
もちろん、すべき事柄には、クライアント様ができない事柄もあります。
例えば、データベースの設計と構築です。
それは、私の方でカバーします・
ここから、関係性マーケティングの仕組みつくりのスタートです。
始めは、すべき順番を計画通りに進めていきますが、3番手あたりから、どんどん先延ばしになります。
仕組みを作るまでの最初に段階は、やや時間がかかります。
また、労力もかかります。
飛行機が飛び立つまでの、準備や助走と同じです。
しかし、その間は目に見える成果はほとんどありません。
なので、モチベーションが下がって、やがて何もしなくなります。
そうなると、結局は仕組みが完成していないので、何もしていないのと同じです。
つまり、売上が増えることはありません。
奇跡でも起こらない限り。
このようなパターンは、失敗する方のパターンで、多くの方はこのパターンです。
しかし、ビジネスが上手くいく方は、途中、時間がかかっても必死にやり遂げようとします。
考えてみれば、実にシンプルな法則ですね。
とにかく、やり遂げるか、途中で投げ出すかです。
「いや、成果が出ないことは、早めに辞めた方がいい」
という考えもありますが、そのようにして、どんどん途中でやめていったとしたら、どうなりますか?
結局は何も残りません。
やはり、「これだ!」と直感的に思ったことは、信念を持て遣り抜くべきです。