ビジネスに最重要なもの

投稿者: | 2019年7月9日

私は関係性マーケティングのコンサルタントの仕事をしています。

関係性マーケティングには、データベースが必須です。

以前、ある経営者の方から「データベースの仕事なんて依頼があるのですか?仕事にならないのでは?」

と言われたことがあります。

それほど、データベースに対する意識が低いのです。

何度も言っていますが、ほとんどの会社にはデータベースがありません。

「うちにはデータベースがあるよ。」と言っている会社も、見てみると、注文メールを集めたものだったり、請求書の発送先の一覧だったりするものです。

これはマーケティングにはほぼ使えないので、データベースではありません。

あまり意味のないデータの集まりということです。

一番、大きな問題は顧客ごとに情報が整理されていないということです。

最低限、顧客ごとに、購買履歴が見られるようになっていないといけません。

データベースの必要性とその作り方を経営者の集まりでセミナーして欲しいという話も度々いただきます。

しかし、データベースと言うと技術的な話のように思われ、興味からシャットアウトされあまり聞く耳を持っていただけない可能性があります。

なので、いかに売上に直結するのか?を説いていく必要があります。

「情報は資産」「データベースは宝の山」と言うことをしっかりと認識していただくようにしないといけません。

顧客の情報を分析することで、どんな商品を買った人が次にどのような商品を買う確率が高いのか?

それは、最初に買った日から何日後にリピートする確率が高いのか?

これらを把握するだけで、「では、どのような戦略を打つか?」が理解できます。

これは、ほんの一例ですが、データベースは正しい道を示してくれるのです。