感謝の気持ち

投稿者: | 2021年10月7日

私の関係性マーケティングでは最優良顧客はロイヤルカスタマーと呼んでおります。

会社の利益のほとんどはこのロイヤルカスタマーからもたらされています。

ロイヤルカスタマーにはマーケティング費用はほとんどかからず、何度もリピートすることにより、そのような結果になるのです。

まさに、80対20の法則の通りです。

マーケティング費用がほとんどかからないと言っていますが、ロイヤルカスタマーにもマーケティング費用をかけて欲しいのです。

ある経営者の方が、私にこのように言いました。

「ロイヤルカスタマーは何もしなくても、リピートしてくれるので、わざわざそこに費用をかける必要はない」

確かに一部はその通りです。

しかし、そのロイヤルカスタマーが「この会社の売り上げにかなり貢献しているのに、何もしてくれないな。」

そして

「同じような商品を扱う、B社の方はサービスが充実しているし、そっちに乗り換えよう」

となると、会社にとっては大きな損失です。

たとえ、それがたった一人でも二人でも、そのようなことになると会社にとっては、大ダメージになります。

なので、ロイヤルカスタマーに甘えることなく、こちらからも、ロイヤルカスタマーに対して日頃の感謝の気持ちをお知らせする必要があるのです。

私がコンサルティングしているある会社は、ロイヤルカスタマーに毎年、感謝の気持ちとして、ささやかなプレゼントをしています。

そうすることにより、お客様からも感謝されます。

あなたの会社では、お客様より「ありがとう」のお手紙、メール、電話をいただくことが多いでしょうか?

その会社では、わざわざ封書やハガキで「ありがとう」のお便りがどんどん送られてくるのです。

自分に例えるとわかりやすと思います。

わざわざ手紙を書いて、切手を貼って送るのは、かなり面倒です。

それをお客様はそれをされているのです。

ほとんどの人は、「特別感」「優越感」を感じるのは嬉しいものです。

なのに・・・

「ロイヤルカスタマーは勝手にリピートするので、ほったらかしでいい」

なんて思っていると、大きなしっぺ返しがあります。