顧客関係性の向上の具体策

投稿者: | 2023年11月30日

顧客関係性の向上をすればいいのはわかるが、具体的にどうすればいいのか?

このような疑問を持たれている経営者は多いです。

セミナーや勉強会では、できるだけ具体的にその方法を伝えております。

究極的なことを言うと、ズバリ、「接触頻度を増やす」です。

通販であれば、手紙、メール、電話などで接触を増やすのです。

ここで、よく間違うのは、何度も言っていますが「売り込み」しないことです。

それをしてしまうと、逆効果で顧客は離れていきます。

ところで、そのような話をしていますと、

「私の業界では、その方法は使えないのでは?」

という疑問を持たれる方も多いです。

「メールを送るにもアドレスを知らない」

「担当者やキーマンが誰かわからない」

「営業マンは、商品の配送が仕事と思って営業しない」

「売り込み以外というと何を伝えればいいのか分からない」

このような問題があり、接触をすると言っても、

・どのようにして

・どのタイミングで

・何を伝えるのか?

この3点についてどのようにしていいのか分からない。

ということですね。

それでは、何を伝えるか?について考えましょう。

「お客様の役にたつ情報」を伝えるのです。

または、「お客様に関心を持っていただけるような情報」です。

役立つ情報とは、

・使っていただく商品のより詳しい使い方、便利な使い方

・お客様の情報から、欲していると思われる情報

などなどです。

「どのタイミングで」というのは、

顧客となってから、なるべく早い段階で・・・です。

忘れたり、興味が薄れたりするからです。

「どのようにして」は、

営業マンがいるなら、営業マンが伝えるのが順当な方法です。

しかし、営業マンの教育が行き届いていないと難しいです。

さらに、どうしても人ですから、バラツキがあります。

なので、この場合は、通販のように、手紙、メール、電話など使える方法で接触します。

そして、接触が容易になるように、情報を収集する方法も考えましょう。

紅葉

No611