早く売り上げを・・・と焦る

投稿者: | 2018年8月6日

これまで、何度も言っていますが、「いきなり売る」のは無理があるし、費用もかかります。

でも、どうしても早く売り上げが欲しいので、どうしても売りに走ってしまう。

それが、商売人の性とも言えます。

関係性マーケティングが専門の私でも、何も無料サンプルを
請求してもらってから、関係性を築いて、商品を買っていただく・・

という流れより、いきなり買っていただけるなら、その方が絶対に良いと思います。

でも、それは売る側の一方的な思いだけで、買う側の立場には、立っていないので、基本的に難しいのです。

これまで、何らかのコミュニケーションがあって「知っている人」から商品を買うのと、全くの「見ず知らずの人」から、商品を買うのとどちらが難しいでしょうか?

顧客心理としては、絶対に「知っている人」から買いたいはずです。
もちろん、先のコミュニケーションで嫌な思いをしていなければ・・
という前提ですが。

そういう私も、自分の行きつけのお店を変えるということ自体に勇気が必要です。

特に不満点もないのに、同じ商品を買うのに、わざわざ知らない店にはいかないでしょう。

ネットでは事情が変わるかもわかりませんね。
知らない店や会社からでも商品を買います。

でも、考えてみてください。

同じ商品であれば、楽天で、最安値の店で買っていませんか?

送料があるなし、ポイントがたくさんあるなどの要素もありますが、
結局は、価格で勝負しているのです。
(良いレビューの多さも要素ですね。これは信頼性です。)

つまり、価格競争ですね
そこに、巻き込まれて、十分な利益が得られるでしょうか?

そして、その顧客がロイヤルカスタマーに育っていくでしょうか?

私は長く商売が発展していくためには、やはりじっくりと
顧客と向かい合い、関係性を築くことが最も重要と思います。

そのためには、「とにかく早く売る」というのではなく、
サンプル商品でもいいので、興味を持ってもらい、
コミュニケーションを増やして、関係性を構築する方が絶対に良いと言えます。