DMと手紙

投稿者: | 2018年11月9日

関係性マーケティングでは、顧客を個客として考えます。

お客様は当然ながら、全て違う人です。

なので、対応も全て違います。

しかしながら、ほとんどの会社は全て同じ対応をします。
例えば、何かの商品のキャンペーンをするとします。

その際、DMでお客様にその内容をお知らせしたとします。
送るお客様別にDMの内容が違う・・・
ということはないでしょう。

印刷したDMは全て同じ内容です。

全てのお客様に同じ内容が印刷されたDMを送るとどうなるか?

当然、反応は少ないはずです。

一方、お客様ごとに内容を変えるとどうでしょう。

「自分だけに言ってくれてる」と思うので、反応は自ずと増えます。

「でも、1000人のお客様がいるのに、1000通りのDMを作れないです」
という反対意見があるでしょう。
もちろん、手間を考えると、同じ内容で印刷せざるを得ないのはわかります。

その場合は、顧客をグループ化します。
例えば、男女で分ける。
年齢層で分ける。
住所の地域で分ける。

色々と考えられると思います。
その商品特性、顧客特性に合わせてグループ化すればいいでしょう。

「そう言われてもよく分からないです」
その場合は、どんな場合でも使えるグループ化する方法があります。

それは、いつも私がいっている顧客ランクです。

1.ロイヤルカスタマー
2.準ロイヤルカスタマー
3.リピーター
4.初期顧客
5.新規顧客

この5つのグループに分けます。
内容によっては、ロイヤルカスタマー、準ロイヤルカスタマーを一緒に
リピーター、初期顧客を一緒にしてもいい場合もあります。

そうすると、3つのグループですね。
DMの内容は3つ作ればいいのです。

それと私は「DM」とは言わず「手紙」と言っています。

その方が、より、特定のお客様宛に送っているというイメージがあるからです。