80対20を再考する

投稿者: | 2017年5月30日

関係性マーケティングのコアの考え方の一つは、80対20の法則です。
つまり、パレートの法則ですね。

この法則を簡単に言うと、少数の影響力が全体に占める割合が大きい。

つまり、少数とは全体の20%であり、その影響力全体の80%である。ということですね。

つまり、この法則から考えると、全体の平均というのは、あまり意味をなさないということになります。

平均的な数値の標本が一番多いとは言えないのです。
なので、分布図で一番大きなかたまりが、もっとも多い層となります。

私は過去に統計学を勉強していました。
これは、データベースを使って分析するためには必須だったからです。

影響力のある少数というのが、顧客に例えると、「優良顧客」となります。
優良顧客からの売上が全体の売上の中では大きな部分になります。

なので、優良顧客を増やせば、全体の売上が大きく上がるという理屈になります。

でも、必ず影響力のある人は少数なのです。
何もフォロー瀬策をしていなくて、自然に優良顧客の割合が20%だとします。
それを、21%、22%と少しその割合を増やしていこうというのが関係性マーケティングです。

1%や2%などの小さい数値でも、影響力の強い方なので、実際の影響力はかなり大きくなります。

また、20%の優良顧客も、何かの要素があれば、19%、18%または15%にまで落ち込むこともあります。

何かの要素というのは、強力な競合他社が現れたとか、商品に問題があったとかの場合も含まれます。

少数はあくまでも少数なので、優良顧客が80%とかは、かなり難しいですが30%や35%などになる可能性は十分あります。
実際に私の顧問先では35%に近い会社もあります。

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写真はカップヌードル史上、最高級の・・・と書いていた、リッチカップヌードルです。
かなり前に気になって買ったのですが、買ったことを忘れていました。

お昼に何を食べようと、いろいろ在庫を漁っていたら、これを発見。
すでに、賞味期限切れです。

「これは今すぐに食べなくては」と思い、ドキドキしながら、お湯を入れて3分待ちました。
出来上がって、蓋を開けた瞬間、「これは苦手な味の気配が・・・」
恐る恐る、一口食べたら、「グェー、これは、まずーい」ということで、残してしましました。

ごめんなさい。

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